【保存版】3歳で自転車に乗れたよ(楽しく続けられる効率的な段階別練習方法)

パパが息子を3歳で自転車デビューさせた練習法
パパが息子を3歳で自転車デビューさせた練習法
子育て

はじめに

このブログを通じて、お子さんが一人で自転車に乗るための「段階別の効率的な練習メニュー」を皆さんにシェアしていきたいと思います。

お子さんの自転車デビューを考えているパパママや、思うように上達しないと悩んでいるパパママに向けて、少しでもお役に立てればこれ以上嬉しいことはありません。

『適切な練習メニュー』『楽しんで続ける』こと」、これが出来れば必ず自転車に乗ることができます!

私は今30代ですが、自転車を練習していた「当時」と「今」とでは「バイクの大きさ」が違います。

昔は地面に足の着くような、自分の身体にフィットしたペダルレスバイクはありませんでした。そのため、私はつま先しか着かない姉のお下がりの自転車で練習するしかありませんでした。

転んで、自分の体重よりも重い自転車に押しつぶされる痛みや恐怖は、普通に自転車に乗っている私達大人は忘れてしまっているのではないでしょうか。(私は乗れませんが、一輪車でバランスを失って転倒する恐怖を想像してみると、「転んだ数だけ上達するものだ」と子供に対して言うのは理不尽だと感じてしまいます。)

しかし、今は楽しく効率的に、しかも安全に練習できるバイクが販売されています

このブログでは、ペダルレス自転車(ストライダー等)→ペダル付き補助輪自転車→ペダル付き自転車の順で練習することをお勧めしています。

もし子供の上達を阻害する要因があるとすれば、それは実は「工夫を怠っている大人による厄介な精神論」の可能性があります。

今回、自分の息子と一緒に自転車を練習して私自身が学んだことはまさにこのことです。

自転車の練習は、子供の成長のみならず、親も一緒になって成長することが出来る素晴らしい体験だと思います。

このブログ記事を通じて、自転車に乗れるようになるまでの効率的な練習メニューを皆さんにシェアしていきますので、お子様の成長や使用するバイクに合わせて色々とカスタマイズしながら楽しんで頂ければと思います。

それでは、短い間ですが、お付き合いのほど宜しくお願いします!

自転車に乗れるとはどういうことか

子供が自転車に乗るためには、新たに習得すべき技術(スキル)があります。

そこで、そもそも「自転車に乗れる」とはどういうことなのか、改めて考えてみましょう。

私は、「自転車に乗れる」とは、「①走る」「②曲がる」「③止まる」という3つの動作を習得した状態を指すと考えています。(自動車の運転でも同じことが言えるかと思います)

簡単に言うと、『①バランス』『②コントロール』『③ブレーキ』3つの技術を自由に使えるようになれば、ミッションコンプリート(自転車に乗れる)となります。

そこで、私からの提案は極めてシンプルです。

3つの技術(スキル)を同時に身に付けることは難しいので、「各テーマ別に練習を分割しましょう」ということです。

事実、各テーマ別の練習を段階を踏んで経験していけば、最終段階の自転車デビューは1日(実質30分弱)で可能でした。

先程も書きましたが、私が子供の頃は、「自転車の練習」は、自分の体重よりも重い自転車に押しつぶされる恐怖や痛みと闘う必要がありました。

自転車に自分の身体が合っていないというハンデ故に、負け戦を何度も強いられるわけです。

何度も転んでしまっては、誰でも心が折れて練習すること自体が嫌になってしまいます。

そこで必要となってくるのが、「親のサポート」であると私は思います。

ブログの冒頭に書いたように、『適切な練習メニュー』『楽しんで続ける』ために、私達大人が「知恵」「思いやり」をもって子供の背中を少し押してあげることが何よりも重要だと私は考えます。

むしろそうした「勇気づけ」を果たすために私達親がいるのではないでしょうか。

もし練習の途中で子供が弱音を吐いたり、練習に飽きてしまった時には、決して無理をさせずに前のステップに戻ることも「勇気」です。

「押した」方が良いのか、「引いた」方が良いのか、お子さんの体調や機嫌を冷静に把握しながら声を掛けてあげて下さい。

「勇気づけ」と言うと、より難易度の高いことにチャレンジする際に応援する「押す」)ことばかりをイメージしがちです。

しかし、少し弱音が出てしまった時には敢えて基礎練習を繰り返しさせて褒める「引く」)ことも同じく「勇気づけ」なのではないでしょうか。

子供の「自転車に乗りたい」というゴール像がぼやけて見えにくくなってしまった時に、親がモチベーションのピントを前後に調整することで前向きな気持ちに戻してあげるのが「親の役割」ではないかと思うようになりました。

それでは、「バランス」「コントロール」「ブレーキ」といった各スキルについて、習熟度に沿った練習メニューをシェアして参ります。

練習メニュー(全体像)について

まずは「バランス感覚」を養うことが、何よりも重要です。

この要素は、他の「コントロール」や「ブレーキ」の数倍重要だと思います。

「自転車に乗って走っている」状態というのは、「バランス」が取れている状態に他なりません。つまり、「バランス」が取れている限り自ら転倒することは無いのです。

全くの主観で恐縮ですが、全体を10とすると3つの各スキルの練習比率は以下のように感じました。

「バランス」:「コントロール」:「ブレーキ」=:2:1

具体的には、以下の①~⑦に分けて練習をしました。お持ちの道具や環境によって適宜調整いただければと存じます。

「バランス」編

平地でペダルレス2輪バイクで歩く、両足で同時に蹴る

緩やかな傾斜地で安定した3輪バイクから足を離して滑走する

緩やかな傾斜地でペダルレス2輪バイクで滑走する

平地でペダルレス2輪バイクで滑走する
「コントロール」編

平地でペダルレス2輪バイクでコースを回る
「ブレーキ」編

平地で補助輪自転車でペダリングとブレーキングを練習する
「最終段階」

ペダル付自転車デビュー

「バランス」編

①平地でペダルレス2輪バイクで歩く

練習目的:「サドルに体重をかけつつ片足でバランスを取れるようにするため」「平地で滑走する準備をするため」

当初、当時3歳半の子供にペダルレスバイクをCostcoで安く購入して組み立てたものの、まだ練習するには年齢的に早いのかなと思い、購入してからも2回程度しか公園で乗せていませんでした。

自転車の練習初日

初めてペダルレスバイクに跨った日

練習に親子で取り組むようになったのは、近所の大型ショッピングモールで開催されたアイデス株式会社による試乗会に親子で参加したことがきっかけでした。
(このアイデス株式会社は、D-BIKEを販売している会社です。当時、私はストライダーとは違う会社なんだ~と思う程度でよく分っていませんでした。この試乗会は事前予約制ではなく、その場で並べば15分程度の試乗会に参加可能というスタイルでした。)

この試乗会では、ペダルレス2輪バイクで「歩く」「両足でキックして進む」ことを教えて頂きました。

その際の模様を動画に撮影しましたので、ご覧ください。

親として感じたのは、バイクに乗る子供の眼がとても輝いていたことが印象的でした。また、初めて「両足でキックして進む」ことに対して勇気を出して挑戦していた子供の姿に恥ずかしながら少し感動してしまいました。

この講習会にいらっしゃっていた指導員の方からは、「息子さんはもう骨格が出来ているので、あとは緩やかな坂道で足を上げて乗る練習をしていくと良いですよ。」とのアドバイスを頂きました。

最後に免許証のようなカードも頂き、息子はそれを宝箱にしまって時々見せては自慢してくれました。

この試乗会に参加した結果、息子は「ペダルレスバイクを上手に乗れるようになりたい!」、親は「息子が上達していく姿を見ていきたい!」と思うようになりました。

ここで重要なのは、サドルの高さです。高すぎると足が着かなくて怖いですし、低すぎるとサドルに座らずにお尻を浮かしたまま歩いてしまいます。

少し大変ですが、歩かせてはサドルの高さを調整するということを何回か試してみてください。

最初は歩く度に左右に揺れてしまいます。しかし、まっすぐに進むことを目標にすると徐々に揺れずに歩けるようになります。

歩けるようになったら、左右の足で同時に地面を蹴って前に進む練習をしましょう。

これは次の練習②「緩やかな傾斜地で安定した3輪バイクから足を離して滑走する」の前段階となる練習で、非常に重要なステップです。

「地面から両足を離しても大丈夫だ」と感覚的に理解できないと、その先のステップには怖くて進めません。

この両足キックの練習は、左右の足を交互に蹴って進む練習④「平地でペダルレス2輪バイクで滑走する」にも繋がってきます。

②緩やかな傾斜地で安定した3輪バイクから足を離して滑走する

練習目的:「足を離しても怖くないということを教えるため」

十数回練習しました。

ご近所様から頂いたお下がりのYBIKEなる商品を使用して練習しました。この3輪バイクは後輪が2輪になっており、安定性に優れるため転びにくい設計になっています。

その際の模様を動画に撮影しましたので、ご覧ください。

3輪バイクが無ければ省略可です。③「緩やかな傾斜地でペダルレス2輪バイクで滑走する」にお進みください。

③緩やかな傾斜地でペダルレス2輪バイクで滑走する

練習目的:「足を離しても怖くないということを教えるため」
「無意識的なハンドル補正を身に着ける」

子供が怖がらない程度の傾斜から始め、徐々に距離を伸ばしていきましょう。
傾斜地での練習をお勧めするのは、バランス感覚を磨くことに集中できるからです。

平地では、足でバイクを蹴らなければ進みません。しかし、「足で蹴る」こと「ハンドルでバランスを取る」ことを同時に行うことは、最初は至難の業です。そのため、「足で蹴る」という動作を減らせる傾斜地での練習がとても役立ちます。

また、この練習では、無意識的なハンドル補正技術を身に付けることが出来ます。

大人には当たり前過ぎることですが、坂道を足を離して下っているということは、ハンドルを使ってバランスを取り続けているということです。

地面の凹凸に対してハンドルでどう補正させていくかは言葉で教えるのは難しいので、この練習を通じて体得してもらいましょう。

④平地でペダルレス2輪バイクで滑走する

滑走が出来るようになると、加速してスピードを出したくなってきます。ただし、大股で加速をすると左右の揺れも大きくなり、転びやすくなってしまいます。

「揺れないようにするにはどうしたら良いかな?」と聞きながらキックのリズムを意識させるスムーズで安全な滑走が出来るようになります。

「コントロール」編

⑤平地でペダルレス2輪バイクでコースを回る

公園でペットボトルを置いて簡易コースを作ったり、植え込みを利用してコースを設定しましょう。

そうしたコースを回ることで、「加速中にハンドルを切ると揺れて危ない」とか「速度が速いとカーブで曲がり切れない」等といった感覚を体得することが出来ます。

明らかに上手くいっていない点があれば親からアドバイスするのもアリだと思います。ただ、親は出来るだけ何も言わずに、子供自身が練習から学ぶ「感度」を磨いてもらう良い練習の機会ではないかと思います。

「どうして前より上手くなったの?」と聞いてあげると、体得したコツを得意そうに一生懸命に話してくれます。

ただし、コースのカーブがきついと、ハンドルを切った際に前輪タイヤが滑って転倒の可能性が高まるため、注意しましょう。

「ブレーキ」編

⑥平地で補助輪自転車でペダリングとブレーキングを練習する

息子が使用していたペダルレス2輪バイクには、ブレーキがついていませんでした。また、三輪車で遊んでもいなかったので、別途補助輪自転車でペダリングブレーキングの練習をしました。

この練習は、近所の大型ショッピングモールの自転車ショップの試乗車と試乗スペースを使用させてもらいました。

当時は、4歳の誕生日プレゼントとして憧れの16インチのD-BIKEを購入しようと考えていました。D-BIKEで最も小さいのが16インチだったからです。(正確に言いますと、D-BIKEには12インチの商品もあるものの、購入しようとしていたショッピングモールの自転車屋さんでは16インチの商品からしか取り扱っていなかったのです。)

しかし、意外だったのは、3歳児にとって16インチの補助輪自転車のペダルは非常に重いということです。

D-BIKEは車体がしっかりしている一方で、他の自転車と比較しても更に重量がありました。複数の16インチの補助輪自転車を乗り比べながら、ペダリングの練習を進めることになりました。

練習を始めた当初は、U字ターンをしようとするとペダルが重くて止まってしまっていました。数回練習を重ねていくと、徐々に筋肉が付いてきたのか、いつの間にか一人でいつまでも楕円の軌跡を描いて回転出来るようになりました。毎回、とても楽しそうに練習をすることが出来ました。

ただ、練習の最中、親としては、今、16インチの自転車を買って練習しても、この車重をコントロールすることは出来無いだろうなと感じていました。私自身が姉からのお下がりとして練習した自転車と同じくらいの大きさだったからです。

楽しそうに練習をしている息子を見ながら、もっと軽くて小さな自転車はないものかとネットで探したところ、「へんしんバイク」なる商品を見つけました。

「最終段階」編

⑦ペダル付自転車デビュー

ネットで見つけた「へんしんバイク」でしたが、まさに3歳児の体形にフィットしている大きさで、これなら小回りも利いて今の段階でもすぐにハンドリングが出来るのではないか、と感じました。

保育園の運動会の日程が近かったので、自転車で怪我をさせてはいけないと思い、運動会の終わった翌日に早速購入することになりました。

事前に販売店に息子が希望する色の在庫があるか電話で確認したところ、「ある」ということでした。また、組み立てとペダルの取り付け代金無料でしてくれるということでした。

ネットでも送料無料で購入できるようですが、販売店だと購入したその日にすぐに乗ることが出来て親子共々大喜びでした。

へんしんバイクを購入

へんしんバイクを購入

結論としては、練習を始めた初日30分弱で乗ることが出来ました。

始めは両手でハンドルとサドルを親が後ろから持ってあげてペダルを漕ぐ練習、少し安定してきたらサドルだけを支えて進む練習を経て、一人で乗れるようになりました。

あまりのあっけなさに「驚いた」としか表現できないのが残念です。ただ、「どうして自転車に乗れるようになったの?」と息子に聞いたところ、「頑張って勇気を出したからだよ。」と答えてくれたのはとても嬉しかったです。

これまでの苦労が一瞬にして全て報われた気持ちになりました。

へんしんバイクに初日で乗れたよ

へんしんバイクに初日で乗れたよ

私は子供が⑤⑥の練習をしている最中に自転車の重さに疑問が出てしまったため、自転車の購入までかなり時間がかかってしまいました。

最初からへんしんバイクを使用していればもっと早く乗ることはできたかと思いますが、親子で練習する中で子供の成長を見守る充実感や、教え過ぎずに見守ることの大切さなどを私自身も学ぶことが出来たのはとても良い経験だったと感じています。

3歳児の体形には、まだD-BIKEは早かったと思いますが、身長が伸びてこのへんしんバイクを卒業したら、次こそは大変お世話になった近所のショッピングモールでD-BIKEを購入したいと考えています。

最後に:上達するとはどういうことか

最後に、親子で取り組んだ自転車練習を振り返って、「上達するとはどういうことか」について少し考えてみたいと思います。

私は、「上達する」とは「『練習』を『楽しむ』こと」だと改めて感じました。

少し言葉を補足すると、「習熟度に応じた効果的な練習メニュー」「継続して楽しむこと」。上達するためにはこれが何よりも必要だということです。

ポイントに分解して2点お伝えしたいと思います。

■練習目的を明確にする

習熟度に応じて段階的なメニューを用意する(未習熟にも関わらず無理をすると逆効果になる場合が多い)

■褒めて自信とやる気を付けさせる

子供が楽しんで、もっと練習したいと情熱を持てることが何よりも大切。
そのためにも前述の2種類の「勇気づけ」(「押す」「引く」)が重要。

極論かもしれませんが、親はこの2つのポイントが「噛み合っているかどうか」だけを気にかけていればそれで良いのではないかとさえ思いました。

かつて自分が得た経験や教訓を精神論でもってそのまま子供に押し付けるのではなくて、様々な状況が昔と今とでは変わっていることを客観的に把握した上で、目の前の子供にとって今何が必要なのかを問う必要があります。

この気づきは、自転車の練習の場面に限らず、これからの子育てを通じて広く活用出来る学びではないかと思っています。

もしお近くに自転車の練習に取り組んでいるお知り合いの方がいらっしゃいましたら、段階別の効率的な練習方法があることを是非教えてあげて下さい。そして、ペダル付きバイクの購入を検討されている方は、子供の体に合ったサイズの自転車(へんしんバイクをお勧めします)を買って練習させてあげて下さい。

この記事がお子様の自転車デビューのお役に少しでも立てたら幸いです。最後まで御覧頂き、ありがとうございました。