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成田ゆめ牧場は、コンパクトながら食事が美味しくてお勧め!
今回の記事では、特に小さなお子様連れ家族にピッタリのレジャー施設、「成田ゆめ牧場」の見どころをご紹介していきます。
お子様の年齢が3歳以下なら、「マザー牧場」よりも「成田ゆめ牧場」の方をお勧めします。
規模が小さくコンパクトなため、お子様連れでも1日で牧場全体を回りきることが出来るからです。
「マザー牧場」と「成田ゆめ牧場」の特徴を見て、どちらが楽しめそうか、事前に検討してみて下さいね。
そもそも「成田ゆめ牧場」って知ってますか?
千葉県外にお住まいの方には、「成田ゆめ牧場」は聞きなじみのない場所かと思います。
千葉のマザー牧場は、県外でもご存知の方は多いと思います。
でも「成田ゆめ牧場」ってテレビや雑誌でもあまり取り上げられていないですよね。
私も、千葉県に越してきて、近所に「成田ゆめ牧場」がプロデュースするカフェがあって初めて知りました。
牧場スイーツを色々と出しているカフェなのですが、「過激な牛乳食パンのメープルトースト ソフトクリームをのせて」というメニューが美味しくて、ファンになってしまいました。
ここのソフトクリームは、生乳の風味が豊かで美味しいのです。水を使用せずに牛乳のみで作った「過激な牛乳食パン」をトーストして、更にメープルシロップをかけて頂きます。
カロリーは熱に弱いため、低温のソフトクリームと高温のトーストによって溶けてゼロカロリーになります(笑)
「成田ゆめ牧場」に行こうと思ったのは、ソフトクリームが美味しかったのと、高島屋の福袋で入園チケットを安く購入できたためです。
残念ながら、直近では福袋の取扱いは無くなってしまったようです。。
成田ゆめ牧場ってどういうところ?
牧場について簡単にご説明します。
成田ゆめ牧場は、千葉県成田市にある小さな観光牧場です。

その特徴は、大きく2つあります。
①元々は搾乳専業牧場
現在、レジャー施設として営業している成田ゆめ牧場ですが、観光牧場になったのは実は最近のことなのです。
牧場の歴史はとても古く、明治20年から搾乳専業牧場として稼働していました。
だからこそ、成田ゆめ牧場の乳製品(牛乳、ソフトクリーム、アイスクリーム、チーズ、ヨーグルト)は、美味しいのです。

マザー牧場のソフトクリームよりも、美味しいですよ。
②敷地がコンパクト
規模が小さいため、家族連れでも1日で牧場全体を回りきることが出来ます。
同じ千葉県にあるマザー牧場と比較してみたいと思います。
成田ゆめ牧場の敷地面積は、マザー牧場の約1/8の規模なのです。
そう聞くと、そのコンパクトさが分かるのではないでしょうか。
マザー牧場のような広大な場所で子供がもう歩きたくないとグズってしまうと、両親にとってはもはや悪夢ですよね。
成田ゆめ牧場で何が出来るの?
成田ゆめ牧場で実際に楽しめることをお伝えしていきます。
動物とのふれあい体験
観光牧場にとって、「牧場の動物とのふれあい体験」は、まさにメインイベントです。
乳牛、羊、ヤギ、馬といった牧場の動物はもちろん、うさぎ、モルモット、アヒル、クジャクにも会えます。


乳牛の厩舎は明るく清潔で、子羊やヤギもとても人懐っこかったです。

最初は少し警戒していた息子も、同世代のこどもたちが触っているのを見て、自分から触りにいくことが出来ました。
アクティビティ・乗り物
<アクティビティ>
お子様連れの方にお勧めなのが、「アスレチック」と「芝すべり」です。
ともに無料で遊べるのが子供連れには嬉しかったです。
■アスレチック

丸太を加工して手作りされたアスレチック施設です。
公園のバランス遊具をイメージすると良いかと思います。
子供に丁度良い難易度で、見ていても安心です。
ただ、濡れていると滑りやすくて危険なのでご注意ください。
■芝すべり

人工芝が敷かれた丘をソリに乗って滑っていきます。
結構スピードが出るのが面白くて、親子で何回も滑ってしまいました。
3歳から楽しめるので、息子も大興奮しながら楽しく遊べました。
<乗り物>
こちらは有料ですが、「トロッコ列車」と「トラクターワゴン」にも乗ることが出来ます。
■トロッコ列車

息子は「トロッコ列車」がとても楽しかったようで、2回乗車することになりました。
昔、現役の炭鉱などで頑張って走っていた本物のトロッコ列車が走ります。

乗車時間は約5分で、春は菜の花畑が黄色く染まってとても綺麗でした。
■トラクターワゴン

「トラクターワゴン」は、トラクターが引く大きな幌付きワゴンに乗って牧場内をゆっくりと遊覧できます。
うしの放牧場や羊・ヤギのふれあい広場の横に見ながら走り、トロッコ列車の線路を横切って、約15分で元の場所へ戻ってきます。
ドッグラン

ワンちゃんを飼ってらっしゃる方には、ドッグランもお勧めです。
リードを離して遊べる広場があって、綺麗な足洗い場ではお湯も出ます。
通い慣れた感じのペット連れの家族が牧場内に何組かいらっしゃいました。

レストラン
牧場内には特徴の異なる複数のレストランがあります。
チーズ料理専門のレストラン、ピザレストラン、バーベキューハウス、カフェ等があります。
レストランによって提供されるメニューやコスパが違ってくるので、どこで何が食べられるのか事前に確認しておきましょう。
成田ゆめ牧場ってどこにあるの?
成田ゆめ牧場はその名前の通り、千葉県成田市にあります。
都心から車で1時間強で行くことが出来るので、自家用車で行くことをお勧めします。
カーナビの場合は、牧場の名前で検索するか、出てこない場合は電話番号:0476-96-1001で検索して行きましょう。


成田山新勝寺のある成田駅から一駅隣の滑河駅が最寄駅になりますが、電車だと結構時間がかかってしまいますね。
成田ゆめ牧場を楽しむ3つのポイント
①お得にチケットを購入しよう
メルカリ・ヤフオクでチケットを入手することをお勧めします!
特にオフシーズンの冬場は、期間限定の入園チケットが破格の値段で手に入ります。
場合によっては、トロッコ列車乗車券付きの入園招待券も販売されています。
お子様連れの家族は購入を検討下さい。
安くチケットを手に入れて、牧場内のレストランで食事するのもアリだと思います。
②ふれあい体験の開催時間を事前に確認しよう
イベントの開催スケジュールは、「平日用」と「土日用」の2種類があります。
行く曜日によって、開催イベントの種類や時間が変わります。
また、乳しぼり教室やアヒルのレース等、先着順で人数に限りがあるイベントが多いので、ご注意ください。
マザー牧場のような大がかりなショーなどは無いので、一日のタイムスケジュールまで計画しなくても大丈夫ですよ。
③お昼をどうするか決めよう
牧場内のレストランで食事をするか、お弁当を持参するか決めましょう。
我が家は、チーズ料理専門のレストラン「チーズフォレスト」で食事をしました。
高島屋の福袋で購入したお得チケットに、既に食事券や施設利用チケットが含まれていたからです。(残念ながら、この福袋は毎年販売されるわけでは無いようです)
「ピザタイム」や「チーズフォレスト」というレストランは、内外装ともに新しく綺麗でした。
後ほど「チーズフォレスト」での食レポもお届けしますので、参考にしてみて下さい。
マザー牧場のレストランよりも、メニューが工夫されていて、提供される料理も美味しかったです。
行って楽しかったこと
・動物とのふれあい
3歳の息子にとって動物との触れ合いは初体験づくしでした。
最初は大人しい乳牛にも怖がっていたようですが、次第に慣れてポニーにも乗りたいと言い出しました。


親もちゃっかり乗馬体験してしまいました。
・アクティビティ
トロッコ列車は、鉄道好きの男の子なら大喜びすること間違いなしです。
列車が進むと見える景色が変わっていくので、乗っていて飽きません。
春には菜の花畑が、夏には向日葵畑が見えます。途中、羊の畜舎もちらっと見ることが出来ます。
芝すべりは、これだけ遊べて無料というのが信じられないほど楽しめました。
混雑する時期は、ぶつからないように気を付けて遊んでください。
・レストラン
チーズ大好きな一家なので、チーズ料理専門のレストラン「チーズフォレスト」で昼食を食べました。
春先だったのでテラス席に座ったのですが、少し冷えてきたので店内に移動しました。
GWや秋がベストシーズンですね。
■トマトのカプレーゼ

モッツァレッラチーズとミニトマトのカプレーゼです。
バジルソースが味を引き締めています。
牧場のモッツァレッラはクセが無く、息子も美味しいと言って喜んで食べてました。
■モッツァレラチーズグラタン
チーズがこんがりと焼き上がっていて、ホワイトソースにもミルクがたっぷり使用されているグラタンです。
小さいようでいて、意外にボリュームがありました。
■モッツァレラチーズのパイ包み焼き

モッツァレラチーズとベーコンをサクサクのパイで包み焼き上げた一品です。
少し高級感のある大人向けのメニューですね。小ぶりですが、カロリーは高めです(笑)
家族全員チーズが好きなので、チーズ尽くしのメニューに大満足でした。
成田ゆめ牧場の課題点
・正規値段だと料金が高すぎる
成田ゆめ牧場の特徴は、良くも悪くも「コンパクト」という点です。
マザー牧場と比較するとレジャー施設としてかなりコンパクトな作りです。
一方、入園料金はマザー牧場と同程度のため、正規料金で入園すると少しガッカリしてしまうかもしれません。
・大人が本気で楽しめるショーやイベントがない
施設がそこまで広くないので子連れ家族でも歩いて廻れる一方で、大人が楽しめるショーやツアーがありません。
そこがマザー牧場との違いだと思います。この点については、用途に応じてどちらの牧場が良いか個別に判断して頂きたいところです。
成田ゆめ牧場は、3歳程度の子供のいる家族向けにはピッタリだと言えます。
総評
マザー牧場と成田ゆめ牧場は、ともにどうぶつ動物とのふれあい体験を楽しめる素晴らしい観光牧場です。
しかし、一方で大きな違いもあります。
そうした違いを理解した上で、目的に応じてどちらに行くのか検討を進めて頂ければ、とても充実した休日を家族で楽しむことが出来るでしょう。
いずれの牧場へ行くにしても、入園チケットを安く入手できることに越したことはありません。
期間限定のチケットであれば、メルカリ・ヤフオク等で破格値で購入することが出来ますので、是非ご検討下さい。
ご家族にとって素敵な思い出がまた一つ増えると良いですね。
子育ては今日も続きます。一緒に頑張っていきましょう。